新年明けましておめでとうございます
ゴーセンス神父
2008年(正確に多分2002年)前に救いに来られた無防備の子イエスが永遠の命への導き手として再び来られる時の決定的で、普遍的なキリストとの出会いを待ち望む間に、今年が皆さんの為に希望と愛に満ちて、張り合いのある一年となるように新年の喜びを申し上げます。
神の恵みによる幸せを日々の生活の中で一時的、部分的にでも味わえたら、希望をもって将来を迎えられます。このような信仰体験を大勢の人と共に見分けて分かち合うことができるならば、福音宣教という派遣の喜ばしい結果ともなります。30・60・100倍の実を結ぶ神の言葉が広まる一方で、悪魔が蒔いた毒麦も同時に生えて構造悪として成長している今日の現状もあります。去年の「偽」と無責任な政治家の「嘘」、又は資本主義による消費者社会の中で利益の追求の為お金を崇拝する人、あるいは仕事場で搾取され、奴隷となって健康や家庭を破壊している人々が現代日本の殆どみたいです。
それではもちろん幸せにもなれないし、むしろ寂しさのあまり、孤独に悩んでいます。むなしさを偉そうに富で満たそうとしても、無意義が痛くて苦しみます。本当の自分が分からなくなってよく絶望に落ちてしまいます。自己嫌悪に陥るし、仕方が無く不正と妥協し、ニヒリズムのせいで心は狭くなって自己中心的な人間と変わってしまいます。結婚の相手、自分の子供をさえ理解することができなくて家庭内暴力は増え、親戚と地域の人々に対して無関心で、社会と世界の状況を知らない人は疎外の極めを体験し、自殺しがちです。他人と交わりをもっていない人は人「間」と言えないし、絶対的な他者である神の存在も消えていきます。こういう「惨めさから誰が救ってくださるか」(ロマ7・24)叫びにパウロが与えた答えと同じように、私たちも現代人の迷いに「イエスの道しかないんですよ」と自分の信仰経験を伝えられるでしょうか。罪深い状態から脱皮する為に、愛によって死から命への過ぎ越しの過程が救いに関する唯一の見通しと方法であります。天のお父様が放蕩息子のことにあきらめておられていないから、誰にでも無償で新しいチャンスが与えられます。
神の救いの計らいを深めることは大阪教区の信仰養成の基本計画の基礎と定めてあります。先月、仁豊野で行われた練成会の結果を受け入れて信教の自由と憲法の9条を守る輪を広めていきましょう。3月2日にフレンドリーのメンバーと一緒に「障害者・健常者『共にささげるミサ』」を祝い、交流会の場を持つ予定です。姫路には菓子博があれば、世界にはジャガイモの年があります。つまり、国連によると特にアフリカとアジアの貧しい国で米やとうもろこしよりポテートの方に栄養、経済と農業の利点が多くあるそうです。又、6月に世界宗教指導者のサミットは地域紛争と環境問題に対するスピリチュアル取り組みを検討し、その結論を北海道のサミットのG8の首相に提案するつもりです。こういうような動きの中で、私たちは、9月12〜15日に大阪教区が主催する正義と平和全国大会にも参加し、協力することになっています。又、10月25日に姫路教会はカトリック部落問題委員会が主催する大阪管区の研修会に集会所を提供します。そしてそれは「国家と差別」を深めていく絶好の機会です。社会の福音化の為に預言者的な使命と役割に目覚めながら、姫路ブロックは11月16日に予定されている堅信式に向かって準備期間を信仰共同体として入るので、イエスのような証人の人数が増えるように祈り求めましょう。
今月12日にアニセ研修生の助祭叙階で始まる年が新司祭の初ミサで結ばれるように期待しながら、主が今年中一人ひとりの為に求めておられる奉仕の役割がどういう働き手の姿であるかを識別で悟り、聖霊の力で祈りの心とイエスらしい行いを生かすことができるように担当司祭として姫路中ブロックの教会共同体の皆さんの為にお祈り申し上げます。
![]()