キリスト者としてのセンスを磨くために!
清川 泰司神父
2年に1度の姫路地区大会が無事に終わりました。今回は、以前の大会に比べ たくさんの人が準備に携わってくださいました。当日の参加者も800人以上、また確認しているだけで20カ国を超える国々の人、さらに、地域の福祉作業の人々やNGOやガールスカウト、賢明女子学院の生徒さんたちの参加などもあり豊かな大会となりました。また、ミサの中で、初聖体の式があり45名の子供たちが初聖体を受けました。今後、この子供たちがキリストから頂いた使命を理解し、信仰者として成長することを願っています。
大会中、信者ではない参加者と話しする機会に恵まれ、こんな話を聞きました。「教会は閉鎖的なところと思っていたが、様々な国、民族の人々が理解し合う為に集まることを見て、見直しました。やはり教会はこうでないと・・・・」と言ってくださいました。信者でない人が、この閉塞感のある日本社会の中で教会に期待している事を知り、キリスト者としての使命を再認識させられました。この大会のテーマ「共感、共生、協働」、そしてサブテーマ「国・民族の違いを受け入れ合う共同体の交わりの喜びを」をこの大会だけで終わらせるのではなく、今後も姫路地区の小教区の活動に生かしていかなければならないとも感じました。実は、姫路地区には、姫路地区宣教評議会の規約があります。その目的が常に活動の中で念頭におかれることも期待しています。
本会(姫路地区宣教評議会)は、小教区の枠を越える地区に属する司祭、修道者、信徒が協力し、大阪大司教区の方針に則り、聖霊の導きを祈りによって識別し地域の中で福音を証しするための共同責任を担います。特に谷間に置かれた人々と連帯し、国籍、文化、言語、世代の違いを乗り越え「神の国」を証しする信仰共同体の実現を目指します。
これから、姫路地区内において信徒のキリスト者としてのセンスを磨くためのプログラムがあります。地区の生涯養成コース(姫路小教区開催)では「教会の奉仕者とは何か」というテーマで行われます[7/21・22]。また、平和旬間では、キリスト者として社会の正義と平和へ向かうセンスを磨き。地区の研修会では、列福された188名の殉教者を思い起こし、当時のキリスト者の信仰と、現代生きるキリスト者のあり方を探るような講演会若しくは座談会を予定しています(仁豊野小教区開催)[11月23日]。このような行事を通して一人ひとりがキリスト信者として成長して欲しいと思います。独りよがりの信仰ではなく「キリストの夢(福音)」を社会の中で、地域の中で、生活の中で実現する者となるよう、一人ひとりの受けた秘跡の恵みを確認し、共に生かして行きましょう!