「新しい年に向かいましょう」 


マイケル・ドゥルヌアン神父


 一月は、あっという間に過ぎてしまいましたが、私は年賀状について話したいと思います。

 私は日本に来てから約七年の間に日本での友達に年賀状を書いたり送ったりすることが好きになりました。

フィリピンでは年賀状を交換する習慣がなく、クリスマスの季節だけ、互いにクリスマスカードを書いたり送ったりします。

だから、私はフィリピン人として日本での最初の三年間は年賀状を送ることに興味がありませんでした。

お正月にいただく様々な年賀状に返事をすることにもあまり興味がありませんでした。

 しかし今では自分で年賀状を作ったり書いたりするのが大好きでおもしろくなり、

友達や日本で出会った人々に送っています。

それは私がこの習慣になれてきたのと、この習慣に価値を見つけたからです。

私が見つけた価値観とは、年賀状の交換を通して人間関係が強くなるというものです。

 私は宣教師として日本でいろいろな方々に出会いました。

彼らをとおして私の宣教師の生活は有意義なものになってきました。

その責任として彼らに年賀状を通して、私は「あけましておめでとう」という挨拶をするのです。

これが年賀状を書いたり送ったりする習慣が好きになった理由です。

最近、長い間日本に住んでいる先輩の宣教師はキリスト者だけでなく、

他の宗教を持っている方々からもたくさん年賀状を貰いました。

私はこれらのことを見たり聞いたりした時に、やっぱり私たちはグローバルな

世界に生きているのだと感じました。

姫路地区ではいろいろな宗教を持つ人々、信者や未信者の人、色々な民族の方々、

例えば、日本・フィリピン・ポーランド・オランダ・ベルギー・アフリカ・

インドネシア・インド・イラン・韓国・中国など、また色々な立場や職業の人々、

男女・老人・子供・谷間に置かれている人々などとの出会いがありました。

彼らと一緒に働くのは完璧にはできないにしても、私にとって宣教師として有意義なことであり、

それが大切な出会いだと思っています。これのために私たちは共に感謝をもって見守り続け、

絶えることのないグローバルな世界、つまり全体的な世界に共同体が

成長・成熟するように心を希望で一杯にして向かいましょう。


英語でもこれと同じ意味の諺があります。

To all that has been ‘thanks’, to all that will be ‘yes’

(あらゆる起こったことに感謝、あらゆる未来のことにはい!)と。


 みなさん、私たちはグローバルな世界に生きています。

他の国々ではテロや戦争が起こっており、緊張や問題を一杯抱えて新しい年を迎えています。

しかし、私たちは希望を持ち、あきらめることなく、

平和や正義や愛のある世界を築くために、祈りや協力や努力をやめないようにしていきましょう。



姫路教会ニュース<風> 2月号 巻頭言



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